言わずと知れた古典スプラッタホラー「13日の金曜日」。
スプラッタは苦手なのですが、海外ドラマ「スーパーナチュラル」のサム役でおなじみ、ジャレッド・パダレッキが主演という事で、いそいそと見てみました。
なんせジャレッドが大好きなもので。

結論から言うと、ジャレッドファンの私はとても面白く見れました。
スプラッタ表現が思ったより軽めだったのも嬉しい。
ジャレッド・パダレッキファンにおススメの作品です!
※ネタバレに注意してご覧ください。
Contents
【映画】13日の金曜日:作品情報とあらすじ

原題 | Friday the 13th |
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製作国 | アメリカ |
製作年 | 2009年 |
上映時間 | 97分 |
監督 | マーカス・ニスペル |
行方不明の妹を捜していたクレイ(ジャレット・パダレッキ)は、クリスタル・レイクのほとりで壊れかけた古い小屋を見つける。彼は警察や地元の人々の忠告にも耳を貸さず、ジェナ(ダニエル・パナベイカー)ら大学の友人たちと一緒に週末を湖のほとりで過ごすことにする。やがて彼らの前にホッケーマスクをかぶった謎の男が現れ……。
引用:(C) 2008 by PARAMOUNT PICTURES.
【映画】13日の金曜日:感想

主演のジャレッド・パダレッキが素敵
一番のおススメはやっぱり、主演がジャレッド・パダレッキだということ。
ジェイソンに攫われた妹を探す、クレイという青年を演じています。
クールなのに優しい、妹思いのお兄ちゃん。
この設定を聞いただけで胸がときめきませんか?
アラサー乙女の心をガッ!と掴みに来てる。積極的に狙いに来てます。
製作陣の思惑に自らハマりに行った私ですが、微塵も後悔しておりません。
そんな最強の設定負けせず、やっぱりジャレッドはかっこ良かったです。
いつでもナイスガイ。永遠のイケメン。
優しそうな顔に長身でたくましい筋肉…。
たまりませんな。
ヒロイン・ジェナを含む大学生グループの男の子たちは、年相応に結構おバカな事やっちゃってます。
クレイにつっかかることつっかかること…。
そんな彼らを大人の態度であしらうクレイ。
もうクレイにしか目が行きませんよね、こんなの。
クレイと比べてしまうと、どうしても男の子たちに魅力を感じられない。それが痛い所。
中にはイケメンも一人いたんですが、いかんせん中身が幼すぎて応援したい気持ちになれないんですよね。
ジェナも自分の彼氏じゃなく、クレイに味方しちゃっているし。
そのくらい、今作でのクレイの設定は優遇されています。
ジャレッドファンに向けて作られているんだ、今回のジェイソンは。
ただクレイの性格設定が、海外ドラマ「スーパーナチュラル」のサムに似てるんですよね。そりゃあもう、ものすごく。
だからどう見てもサムにしか見えない。っていうかサムそのもの。
スパナチュファンでそう感じた人、多かったんじゃないでしょうか?
オリジナル版1~4が詰め込まれたストーリー
これは、おススメであると同時に、少し物足りないとも感じるポイントです。
どういう事かというと、
- オリジナル版に興味が出るという点がおススメ
- 今作単体のみだと、冒頭のシーンに疑問が残る&過去のエピソードが分からない
という良し悪しな面があるからです。
今作はシリーズ1~4作目のエッセンスが盛り込まれているものの、その全貌は明かされません。
冒頭のシーンに少しジェイソンの母親が出てくるだけ。
私は断片的にしか過去作のストーリーを知らなかったので、今作を観終わった後、オリジナル版のストーリーを調べてみました。
「え!オリジナル版見てみたい!ていうかオリジナル見てからリメイク版見れば良かった!」
と思うほど驚きましたよ!
オリジナル版を予習しておくと、さらに今作を楽しめると思います。
ジェイソンと彼の母親のエピソードを知って、びっくりしますよ。
グロテスクシーンは意外とあっさり
「有名なホラーだから見ておきたいけど、グロテスクすぎるのはちょっと…」という方には嬉しいポイント。
スプラッタシーンはあっさりしています。
痛そうな事は痛そうなんですが、「ソウ」シリーズに比べるとかなり表現は抑えられてます。
私でも大丈夫だったので、痛い表現が多少苦手な人でも最後まで見れるんじゃないかしら。
ジェイソンシリーズって、もっとグロテスクで執拗に痛めつけられるイメージがあったんだけど…。
思い出補正かな?
定番の展開。ホラー演出はリアル寄り。
お色気からのホラーシーンや、悪ふざけ中にジェイソンの鉄槌が下るシーン。
「時がたっても、この流れは一緒なんだなぁ」と物思いにふけりそうなほど、見事にホラーの定番を汲んで展開していきます。
80年代の匂いを感じて、懐かしくなっちゃいました。
ホラーシーン自体はあまり怖くありません。切羽詰まるような演出もなし。
今作のジェイソンは、ヌッと現れて淡々と狩りをして去る。
「恐ろしい人間」としてのジェイソンが、リアルに描かれています。
おかしな話ですが、「あ、ジェイソンてちゃんと人間なんだったんだ」って感じるような描写でした。
いや人間なんですけども。
ジェイソンの実際にどこかにいそうな存在感が怖かったです。
【映画】13日の金曜日:まとめ

以上、「13日の金曜日」のあらすじ&感想でした。
「13日の金曜日」「ジェイソン」と言えば、誰でも知っているくらい有名なホラー。
だけど、実はちゃんと映画を観た事ないよ!という方におススメです。
そして、ジャレッド・パダレッキのファンならなおさら見ていただきたい!
オリジナル版ファンはライトに感じてしまうかもしれませんが、初心者には十分な面白さでした。
今作をきっかけにオリジナル版も見ていくと、ストーリーや世界観をさらに楽しめるかもしれません。
ではではー!
おのじ(@ozy_san_0624)でした!